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2024年06月10日 [イベント]
6月の神事:初夏の訪れを告げる神社の祭り
こんにちは、皆さん。今日は6月の神事についてお話ししたいと思います。
6月は初夏の訪れを感じる季節。新緑が眩しく、日差しも暖かくなってきますね。そんな中、全国の神社では、この時期ならではの神事が行われています。
今回は、6月に行われる代表的な神事について詳しくご紹介します。
衣替え(ころもがえ)
まず、6月1日は「衣替え」の日です。学校や職場でも衣替えが行われるこの日、神社でも神様の衣装を夏用のものに替える儀式が行われます。
神様の衣装は、季節ごとに変わることが多く、6月には涼しげな色や素材の衣装に替えられます。これにより、神様も私たちと同じように季節の変化を感じているのだと実感できますね。
入梅(にゅうばい)と水無月祓(みなづきばらい)
次に、6月11日は「入梅」の日です。梅雨の始まりを告げるこの日、神社では「水無月祓」という神事が行われます。
氏子の人々が集まり、半年間の罪や穢れを祓い清める儀式です。梅雨の時期は湿気が多く、体調を崩しやすいもの。この神事で心身ともにリフレッシュし、夏本番に備えるのです。
和菓子の日
また、6月15日は「和菓子の日」です。この日は、菖蒲の節句や夏越の祓などの神事が行われます。
菖蒲は邪気を払う力があるとされ、菖蒲湯に入ったり、菖蒲の葉を家に飾ったりします。お菓子屋さんでは、菖蒲の葉の形をした和菓子が売られていますよ。
和菓子の日には、神社で和菓子を奉納することもあります。和菓子は日本の伝統文化の一部であり、神様への感謝の気持ちを込めて奉納されます。
夏越の大祓(なごしのおおはらえ)
そして、6月30日は「夏越の大祓」です。1年の折り返し点である6月30日に、半年間の罪や穢れを祓う神事です。茅の輪をくぐり、人形に自分の厄を託して川に流したりします。
茅の輪くぐりは、茅の輪を左、右、左と三度くぐることで、心身の穢れを祓うとされています。夏越の大祓を済ませれば、心新たに後半戦に臨めること間違いなし!
その他の6月の神事
6月には他にも様々な神事が行われます。例えば、6月の初旬には「田植え祭」が行われることがあります。
これは、豊作を祈願するための神事で、神社の境内や近くの田んぼで行われます。田植え祭では、神職や氏子が田植えを行い、五穀豊穣を祈ります。
また、6月の中旬には「蛍祭り」が行われる神社もあります。蛍は日本の夏の風物詩であり、その美しい光は神秘的なものとされています。蛍祭りでは、蛍の鑑賞とともに、神事が行われ、自然の恵みに感謝します。
まとめ
いかがでしたか?6月の神事は、初夏の訪れを感じさせてくれるものばかり。
神社に足を運んで、日本の伝統行事に触れてみるのも素敵ですよ。初夏の風を感じながら、神様とのご縁を感じてみてはいかがでしょうか。
神社での神事は、私たちの日常生活に季節の変化をもたらし、心を豊かにしてくれます。ぜひ、6月の神事を楽しんでみてくださいね。